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「今すぐ転職を考えているわけではないけれど、話を聞いてみたい」という候補者との接点として、カジュアル面談を取り入れる企業が増えています。ただ、通常の選考と同じ運用フローだと、記録もフォローもうまく回らないケースが少なくありません。
本記事では、採用管理システムを使ってカジュアル面談を効率的に運用する方法と、選考につなげるフォローのポイントを解説します。
カジュアル面談とは、選考の合否を判断する場ではなく、企業と候補者がお互いに理解を深めるためのフラットな対話の場のことを指します。応募前の候補者や、転職潜在層との最初の接点として活用する企業も少なくありません。
通常の選考との違いは、目的とゴールにあります。通常選考のゴールは合否判定ですが、カジュアル面談のゴールは「自社に興味を持ってもらい、次のステップへ進む動機を作る」こと。評価する側という立場ではなく、対等な情報交換の姿勢が求められます。
そのため、選考と同じ管理方法では合わない場面が多いです。合否ステータスがない、複数回の面談を経て初めて選考に進む、面談後のフォローが長期化する、といった特徴を持つカジュアル面談には、専用の管理設計が欠かせません。
カジュアル面談で接点を持った候補者と、通常応募の候補者を同じデータベースで管理できます。「以前カジュアル面談をした人が、半年後に応募してきた」というケースでも、過去の面談内容や興味関心をすぐに参照できるため、フォローの質を高めやすくなるでしょう。
担当者ごとに個別に持っている面談メモを、システム上に集約する形にすれば、社内で共有できるナレッジに変わります。候補者の関心テーマや懸念点、次回接触予定などをフォーマット化して残しておけば、担当者が変わっても情報が引き継がれる仕組みが作れます。
カジュアル面談は、「気になる会社」から「入社したい会社」へと候補者の意識が変わるまでの時間が長くなる傾向があります。次の連絡日をリマインドで管理し、期間が空きすぎる前に情報提供や再面談の打診ができる状態を作れます。フォロー漏れによる機会損失を減らせるのは大きな利点です。
スカウトやSNS、社員紹介、外部イベントなどからカジュアル面談の希望者を受け付けます。「カジュアル面談希望」というステータスやタグを別途用意しておくと、通常応募と混在せずに管理しやすくなります。
候補者側の心理的負担を減らすためにも、応募フォームは項目数を最小限に絞りましょう。氏名・連絡先・興味を持ったきっかけの3項目くらいから始めるのがおすすめです。
面談日程は、システム上のカレンダー連携機能で調整するとスムーズ。候補者にはあらかじめ、面談担当者のプロフィールや当日のアジェンダを送っておきましょう。事前情報が届いていると、当日の対話密度が上がりやすくなります。
担当者側にも、候補者の経歴や興味テーマを共有しておくと安心です。準備不足のまま面談に入ってしまうと、候補者に「自分に興味がないのかも」と感じさせてしまう恐れがあります。
面談後は、話した内容と所感をなるべく早くシステムに残します。興味を持っていた領域・懸念点・次のアクションを、決まったフォーマットで記入する運用にしておくと、他の担当者にも共有しやすくなるでしょう。
「合否」ではなく「候補者との関係性の現在地」を記録するイメージで運用するのがポイント。ここが通常選考との大きな違いです。
面談後、すぐに選考に進むかどうかは候補者次第です。多くの場合、その場で決まらないパターンが一般的といえます。タレントプールに登録し、定期的に情報提供や再接触の機会を設ける設計にしておきましょう。
会社の近況や新ポジションの募集情報、社員インタビューなどを、2〜3ヶ月に1度のペースで届けるとよいでしょう。関係性を維持しているうちに、候補者側の転職タイミングが訪れれば、自然と選考へつながる流れが作れます。
1つ目は、面談担当者のスキル差。カジュアル面談は「選考ではない」ため、事業や自社の魅力を候補者に届ける会話力が問われます。面談で話す内容の型を用意し、担当者間の質のばらつきを抑える工夫が必要です。
2つ目は、選考への切り替えタイミング。カジュアル面談から突然「では選考へ進みませんか?」と切り出すと、候補者が離れてしまう場合があります。相手の関心度合いをシステム上のログから読み取り、適切なタイミングで打診するようにしてください。
3つ目は、個人情報の取り扱い。カジュアル面談で得た情報も、個人情報保護法上の管理対象になります。取得目的の説明・保管期間・削除ルールを、通常応募と同じ基準で運用しなければなりません。
カジュアル面談は、母集団形成の質を高めるうえで有効な手法です。一方で、通常選考とは違うフローと記録の設計が必要になります。採用管理システムをうまく活用すれば、面談内容の蓄積、フォローの継続、選考への自然な移行までを、少ない工数で回せる状態を作れるでしょう。
これから採用の攻めの一手を打ちたい企業ほど、カジュアル面談の運用設計を早めに整えておくと安心です。
本サイトでは、「積極・大量採用」「新卒採用」「即戦力採用」の3タイプ別に、現場の課題に適した採用管理システム3選を紹介しています。まずは、自社の採用課題に近いATSからチェックしてみてください。
採用業務の効率化によって担当者の負担を減らしつつ、採用スピードやマッチングの質を高められるのが採用管理システム(ATS)です。
ここでは、採用活動のニーズに応じて活用しやすいおすすめのATS3選を紹介します。
引用元:トルー公式HP
(https://web.toroo.jp/)
多拠点・大量採用、アルバイト・中途採用
求人作成・媒体への出稿・応募者管理・面接調整を一元化
応募受付から連絡、履歴書回収、条件設定による事前選考、日程調整など、面接前まで自動で対応。
AIでのサンクスメール作成や面談内容の要約・共有もでき、現場で発生する連絡・調整工数を削減します。
主要媒体への一括掲載が可能。各配信ロジックに合わせてタイトルやキャンペーンを個別設定でき、露出の最大化を図ることで集客アップにつながります。
※すべて税込です。
面談日程調整代行・面談要約の自動作成・求人コンプラチェック・求人サイト連携・WEB面談要約作成・サンクスメール自動作成など
引用元:i‑web公式HP
(https://i-web-ats.humanage.co.jp/)
新卒採用、選考工程や対象学生が多い企業
学生管理・選考管理・内定者フォローを一元化
履歴・連絡状況・ステータスをまとめて管理できるため、対応漏れのリスクを削減。志望度や選考状況に応じたグルーピング配信で、精度の高い学生フォローを実現します。
内定者専用マイページを活用し、企業からの情報共有と内定者間の交流を促進。自己紹介やコミュニケーションを通じて入社前の不安を解消し、辞退を抑制します。
公式HPに記載がありませんでした。
応募者検索・グルーピング・採用フロー設計・グループ採用管理・応募者マイページ・応募者向けアプリ・社員訪問管理など
引用元:ハーモス採用公式HP
(https://hrmos.co/ats/)
中途採用、複数の採用経路を利用する企業
応募者管理・採用経路別分析・採用KPIの可視化
求人別・経路別や面接官別の評価レポートにより、即戦力人材の採用KPIをデータで明確に可視化。
目標と進捗をリアルタイムで把握し、歩留まり改善に活かせます。
社員紹介やイベントで出会った候補者、過去の応募者をデータベース化し、優秀人材との接点を継続的に管理。将来の採用タイミングに合わせて再アプローチできます。
公式HPに記載がありませんでした。
面接評価・タレントプール・ヘッドハンターレコメンド・選考実施数レポート・目標対実績レポート・ビズリーチ年収相場レポート
など